中国の工業・信息化部科技局の沙南生副局長は、改革開放以来、中国の工業製品の品質は大幅に向上したものの一部の工業製品において、特に建設機械製品の安定性と信頼性はいまだ低く、「メイド・イン・チャイナ」の市場競争力を弱めていることを示した。
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沙南生副局長は「中国標準化協会信頼性専門委員会」創立大会において、工業・信息化部で行った国内建設機械製品1000時間信頼性テストの結果、国際的レベルが500~800時間であるのに対し、150~300時間であったことを明かした。
委員会の李京文主任委員は、次のように述べている。
「先進国と比較すると、中国の工業製品における信頼性には大きな差がある。主に信頼性、安定性、適合性において差がある。信頼される仕事をするためには、経済成長方式を転換し「メイド・イン・チャイナ」の国際的イメージアップとコア競争力の強化を図り、品質問題を解決することだ。」
また、委員会の李勝利事務局長は次のように話している。
「委員会は政府と企業間の架け橋となり、国内外の進んだ信頼性のある技術と管理の全国普及を行い「メイド・イン・チャイナ」の信頼性を上げていきたい」
「工信部:可靠性差削弱“中国制造”竞争力」
中金在线中国語)
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