三菱UFJ投信、世界高利回り社債ファンドの設定を発表
三菱UFJ投信株式会社は、投資信託の新商品として、「世界高利回り社債ファンド(為替スマートヘッジ)」の設定を発表した。
日本を除く世界中の高回り社債等を実質的な投資対象とし、利子収益の確保と中長期的な値上がりを目指す商品で、当初募集期間は平成25年2月1日から平成25年2月19日までとなっている。
運用はファミリーファンド方式で行い、実際の運用はグローバルに運用拠点を置き、世界各国の債権運用のプロフェッショナル達を有するウエスタン・アセット・マネジメント株式会社が行う。
ウエスタン・アセット・マネジメントは、景気予測・業界見通し・業界内競争力・などのマクロ経済分析と、会社分析・財務状態・経営者のマネジメント能力などの企業のファンダメンタルズ分析を融合させてポートフォリオを構築する。
なお、分配は年1回の決算時(11月25日(休日の場合は翌営業日))に行う予定となっている。
投資対象と為替変動リスク対策
本商品は世界の高回り社債を投資対象としているが、ここでいう「高回り社債」とは、取引時において格付け会社(スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)、ムーディーズ・インベスターズ・サービス(Moody’s)、フィッチ・レーティングス(Fitch)など)により、B-格相当以上、もしくは運用委託先の基準によりB-格相当以上と評価されているものを指す。
米ドル以外の通貨建て社債に投資を行う場合は、実質的に米ドル建てとなるように外国為替予約取引等を行い、デュレーション調整等のため、債券先物取引等を利用する場合もある。
なお、為替変動リスクの対策については、日米間のヘッジコスト・円とドルの相対的通貨魅力度・為替市場の変動制などを考慮しつつ為替ヘッジ比率を調整する、「為替スマートヘッジ」を行う。

三菱UFJ投信株式会社ホームページ
http://www.am.mufg.jp/pdf/koumokuromi/