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投資信託協会、昨年12月の概況を発表

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国内公募投信残高は4カ月連続増
一般社団法人投資信託協会は17日、2012年12月の投資信託概況についてまとめた資料を発表した。18日には一部に訂正が加えられて、再度発表されており、以下はその訂正後データを参照している。

それによれば、全体では、設定額が6兆3239億円、解約額が6兆1313億円、償還額が382億円で、差引き1544億円の流入超となったという。純資産総額は、前月に比べ3兆1663億円増加し、月末には純資産残高が64兆638億円となったという。これは4カ月連続での増加である。なお増加額のうち、運用等における増加分は3兆119億円だった。

(画像はイメージ)
投資信託概況
株式投信は流出超・運用増
株式投信では、設定額が2兆5728億円で、解約額が2兆6680億円、償還額382億円で、差引き1335億円の資金純減、流出超となった。純資産総額では、前月末に比べて2兆8783億円増加し、月末には52兆9140億円となっている。このうち運用等の増加分は3兆121億円である。

運用状況としては、国内株式について対市場で2913億円の売り越し、外国株式は2427億円の売り越しであったという。組入れ株式は前月末に比べ、7364億円増加し、月末には12兆6391億円となっている。純資産総額に対する比率は23.9%で、前月より0.1%増加している。

公社債投信は流入超・運用減
一方、公社債投信は、設定額が3兆7511億円で、解約額が3兆4633億円、償還額は0円で、差引き2879億円の資金純増、流入超となった。内訳は中期国債ファンドが67億円の純減、長期公社債投信が21億円の純減、フリーファイナンシャルファンドが322億円の純減、キャッシュリザーブファンドが1236億円の純減、MRFが4623億円の純増、MMFが92億円の純減となっている。純資産総額は前月末に比べて2876億円増加し、月末には11兆1498億円となった。

運用状況では、組入れ公社債が前月末比で3134億円減少し、月末に7兆3081億円となっている。純資産総額に対する比率は65.5%で、前月末の70.2%と比較すると、4.7%減となっている。

外部リンク

投資信託協会 統計資料
http://www.toushin.or.jp/statistics/
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