
一般社団法人 日本こどもの生き抜く力育成協会は、同協会の委託を受けて「キッズ・マネー・スクール」を運営する GOEN株式会社 が、7月~9月に子育て世代370名を対象に行ったアンケート調査結果について、本リリースにて公表した。
一般社団法人日本こどもの生き抜く力育成協会は、委託先のGOEN株式会社が実施した調査を公表。子育て世帯の98%が金融教育の必要性を感じる一方、35%が何も取り組めておらず、家庭教育での課題が浮き彫りに。
本調査では、3~12歳の子どもを持つ保護者を対象に、「子どもへの金融教育の必要性」について質問。その結果、98%の保護者が「金融教育は必要」と回答した。
一方で、実際の取り組みについては、「おこづかいを渡している」「自分で買い物をさせている」といった実践をしている保護者が約3割にとどまり、「特に何もしていない」と回答した家庭が35%にのぼった。
この結果から、多くの保護者が必要性を感じながらも、具体的な教え方が分からないという課題が浮き彫りになった。
また、実際にキッズマネースクールに参加した保護者からも、
「子どもがおつりの意味を知らなかった」「クレジットカードを“魔法のカード”と思っていた」「現金での買い物を見せる機会がない」などの声が寄せられ、家庭内での教育に限界を感じる実態が見えてきた。