主要投資対象は公益企業・公社が発行する債券
ドイチェ・アセット・マネジメント株式会社(以下、ドイチェAM)が設定・運用する「DWS グローバル公益債券ファンド(毎)Aコース(為替ヘッジあり)/Bコース(為替ヘッジなし)」が11月1日より新和証券株式会社にて販売開始された。
同ファンドは、私たちの生活に不可欠な電力・ガス・水道といった世界各国の公益企業・公社が発行する債券を主要投資対象とするファンド。
公益企業・公社は長期的な事業の安定が期待され、信用度が比較的高い業種であるので、安定運用を目指すファンドとして、投資家のニーズに応えるため2009年4月30日に設定された。
為替ヘッジを行うAコースは、2010年5月を除き、設定来毎月資金の純流入(設定-解約)が続いている。特に円高・株安という投資環境下で同ファンドへの資金流入が目立ち、ドイチェAMでは変動の大きい市場環境でも基準価額が比較的安定して推移していることがその理由として挙げられると分析している。
2012年10月26日現在の純資産総額は、Aコースが約826.6億円、Bコースが約43.1億円となっており、特にAコースは2011年末対比で約2.3倍に増加した。
同年1月31日には、そのパフォーマンスや運用体制などが評価され、Aコースはモーニングスター株式会社選定による「モーニングスターアワード・ファンド オブ ザ イヤー 2011」の国際債券型(為替ヘッジあり)部門で「優秀ファンド賞」を受賞した。
同ファンドが新和証券で取扱開始となり、販売会社はAコース(為替ヘッジあり)46社、Bコース(為替ヘッジなし)39社に拡大した。
ドイチェAMでは、歴史的低金利が続くなか、主要先進国国債に比べて相対的に高い利回りを追求し、かつ安定的な運用実績が期待できるファンドへの需要は引き続き大きいとの認識をしている。

ドイチェ・アセット・マネジメント株式会社
http://www.damj.co.jp/