11月29日設定予定で登場
野村アセットマネジメントが、新商品として「野村エマージング・ソブリン円投資型1211」を登場させた。同ファンドは、単位型投資信託で、申込期間は2012年11月12日~2012年11月28日となっている。販売会社は野村証券だ。設定は申込期間終了翌日の2012年11月29日を予定する。
主に、米ドル建ての新興国の国債等(国債、政府保証債、政府機関債等)および日本国債を実質的な投資対象とする。ファンドは、マザーファンドを「野村エマージング・ソブリン円投資型マザーファンド」として、ファミリーファンド方式で運用される。
(交付目論見書より参考画像)
原則年4回の分配実施
投資は、BB格相当以上の米ドル建てエマージング国債に行うことを基本とし、投資対象国、国別の投資比率は、信用力、為替ヘッジ後の利回り水準や投資環境等を勘案し、決定するものとしている。投資対象国は原則5~10カ国程度とする方針だ。この投資対象国は定期的に見直しを行い、エマージング国債の投資環境等によっては、日本国債のみに投資を行うこともあるとする。
米ドル建てエマージング国債に対し、原則として為替ヘッジを実施し、為替変動リスクの低減を図る。円の短期金利が米ドルの短期金利より低い場合は、金利差相当分の為替ヘッジコストが生じる。
ファンドは、原則として毎年2月、5月、8月、11月の24日(休業日の場合は翌営業日)の年4回決算、分配を行うものとし、安定した収益の確保と信託財産の成長を目指して運用していくとしている。

ファンド情報:野村エマージング・ソブリン円投資型1211
http://www.nomura-am.co.jp/lineup/features/野村アセットマネジメント
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