久々の2000億円超え
モーニングスター社が、2012年に設定された追加型株式投信の当初設定金額ランキングを発表した。
1位 日興グラビティ・アメリカズ・ファンド 2012年12月27日設定 当初設定金額 2000億円
2位 日興JFアジア・ディスカバリー・ファンド 2012年4月25日設定 当初設定金額 1313億円
3位 野村 豪ドル債オープン・プレミアム毎月分配型 2012年2月17日設定 当初設定金額 896億円
1位となった日興グラビティ・アメリカズ・ファンドは、歴代第3位の設定金額。2000億円を超えたのは6年2ヶ月ぶりだ。
歴代1位は2000年2月に設定された、ノムラ 日本株戦略ファンドの7898億円、2位は2006年10月に設定された、日興 スリートップ(隔月分配型)の2193億円。
画像はイメージ
それぞれのファンド特徴
日興グラビティ・アメリカズ・ファンドはグラビティ(引力)効果を念頭に銘柄を選定。投資対象は米国を中心とする南北アメリカ大陸の国々で、新エネルギー革命による米国経済の構造変化にも期待が持たれている。2012年12月27日付けの基準価額は10000円、純資産総額は2000.80億円。
日興JFアジア・ディスカバリー・ファンドは日本を含むアジア各国の企業の株式に投資するファンド。徹底的な企業分析とボトムアップ・アプローチを重視した運用を特徴とする。2012年12月27日付けの基準価額は11259円、純資産総額は650.02億円。
野村 豪ドル債オープン・プレミアム毎月分配型は、信用力の高い豪ドル建ての公社債に投資。円に対する豪ドルのコール・オプションを売却し、オプションのプレミアム収入の獲得を目指す通貨プレミアム戦略を活用する。2012年12月27日付けの基準価額は10186円、純資産総額は3470.2億円。
日興グラビティ・アメリカズ・ファンド
http://www.smbcnikko.co.jp/inv/item/inv/inv_124/日興JFアジア・ディスカバリー・ファンド
http://fund2.smbcnikko.co.jp/nikko-fund/野村 豪ドル債オープン・プレミアム毎月分配型
http://www.nomura-am.co.jp/fund/funddetail.php?fundcd=180196