12月3日設定予定の新ファンド
三菱UFJ投信株式会社は16日、「三菱UFJ 日本短期債券ファンド」を新規に設定することを発表した。追加型投資信託で、日本の公社債・金融商品を実質的な主要投資対象とし、主として安定した利子収益の確保を目指す。設定予定日は2012年12月3日だ。
運用は、主に「日本短期債券マザーファンド」への投資を通じ手行うファミリーファンド方式で進め、年1回10月19日(休業日の場合は翌営業日)の決算を実施する。その際、基準価額水準や市況動向等を勘案し、分配金額を決定、原則として分配を行うものとする。ただし、分配対象収益が少額の場合には、分配を行わないこともある。
(三菱UFJ投信サイトトップよりイメージ画像)
「NOMURA-BPI短期」をベンチマークに
運用方法としては、「NOMURA-BPI短期」をベンチマークとし、同指数を上回る投資成果を目指していくという。ポートフォリオのデュレーションは、ベンチマークの平均を中心に調整する。デュレーションの調整は、主としてファンダメンタルズ分析に基づく中期的な金利見通しに沿って行うものとする。
銘柄の選定は、信用リスクと金利スプレッドを定量的・定性的に分析して行っていく。なお、運用の効率化を目的に、債券先物取引等を利用する場合もある。
信託期間は無期限とするが、受益権の口数が10億口を下回ることとなった場合やファンドを償還させることが受益者のために有利であると認められる場合など、やむを得ない事情が発生した際を含め、繰上償還を行うこともあるとしている。
三菱UFJ投信 プレスリリース
http://www.am.mufg.jp/text/20121116release.pdf