ファンド・オブ・ファンズ方式で運用。決算頻度が異なる2つのコースが用意
三井住友アセットマネジメント株式会社は追加型投資信託の新商品「USエクイティ・プレミアム・インカム(毎月決算型)/(年1回決算型)」を2014年12月19日に設定することを発表した。
高配当の米国株式やリート等を実質的な主要投資対象とした商品で、「毎月決算型」と「年1回決算型」の2種類が用意されている。決算日は「毎月決算型」が毎月20日、「年1回決算型」が原則として毎年12月20日だ。
運用はファンド・オブ・ファンズ方式で実施され、ルクセンブルグ籍外国投資信託(円建て)「UBP オポチュニティーズUSエクイティエンハンストファンド JPYディストリビューションシェアクラス」を通じて、高配当の米国株式(リートを含む)等、個別株オプション、通貨オプション、ハイイールド・クレジット指数(デリバティブ)に投資が行われ、三井住友アセットマネジメント株式会社が運用する「マネー・アカウント・マザーファンド」を通じて円貨建ての短期公社債や短期金融商品にも投資が行われる。
外国投資信託の運用は、全体の運用管理を投資顧問会社の「UBPインベストメンツ」が担当し、副投資顧問会社の「TCWインベストメントマネジメントカンパニー」が米国株式と個別株オプションの運用、同じく副投資顧問会社の「UBP(ユニオン バンケール プリヴェユービーピー エスエー)」が通貨オプション、北米ハイイールド・クレジット・インデックスの運用をそれぞれ担当する。
プレミアム収入、クーポン収入の獲得も目指す
ファンドの運用の際には、高い配当金が見込める株式を組み入れる「高配当株戦略」、オプション・プレミアム収入の獲得を目指す「個別株カバード・コール戦略」と「ドル円カバード・コール戦略」、クーポン等収入の獲得を目指す「北米ハイイールド・クレジット戦略」が実行される。
「北米ハイイールド・クレジット戦略」は英国のグローバル金融サービス会社であるMarkit(マークイット)社の算出する「Markit CDX北米ハイイールド・インデックス」に投資することで、クーポン等収入の獲得を目指すというものだ。
「Markit CDX北米ハイイールド・インデックス」は北米の流動性の高いハイイールド社債100銘柄のクレジット・スプレッド(信用格差)にかかわるインデックスであり、金利変動リスクは負わず、インデックスを構成する企業の信用リスクを引き受ける対価としてクーポンが支払われる。
(画像はプレスリリースより)
三井住友アセットマネジメント株式会社ホームページ
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http://www.value-press.com/pressrelease/135278